現在、東京都多摩市の多摩ニュータウンの団地に住んでいます。
多摩ニュータウンは、1960年以降の高度経済成長時に、
23区の住宅難・地価の高騰により、
市部の余った土地を開拓してできた計画的居住地区です。
夫は設計をしており、
私も大学で環境計画を専攻していたため、
計画的に作られた街とはどんなものか?と興味がありました。
実際住んでみると、
歩行者専用道路の充実、
駅から団地への計画的な道、
全建物が南向き、
住宅内緑地30%以上、
電柱なし、
団地内のサービス施設の充実、
なるほど なるほど…素晴らしいです。
しかし、団地の老朽化、高齢化は深刻ですね。。。
当時お金をかけて良いコンクリートを使ったであろう団地群は、
ほとんどが耐震改修が不要ではありますが、
設備の老朽化による修理はイタチごっこだそう。
内部空間のリノベーション、
無印、IKEA、有名デザイナーや建築家などのコラボレーションにより、
20代 30代の若い世代の団地への入居も増えてはいますが、
ご高齢の方々が圧倒的に多いように感じます。
これからどうするのか、
時代の岐路に立たされているようです。
個人的には、いまの古さと新しさの混ざり具合も好きですが…。
あともう少し、団地ライフを満喫したいと思います^^
団地リノベーション http://www.ur-net.go.jp/rebuild/
無印団地再生物語 http://www.muji.net/mt/ie/column/danchi.html